烏龍茶と黒烏龍茶違い!定義や効果はどう違うの?
烏龍茶・黒烏龍茶ともに脂肪の吸収を抑制する効果があるため、どちらもダイエット飲料としても有名ですよね。
焼肉屋さんに行くと烏龍茶と黒烏龍茶の2種類がメニュー表に載っているお店もありますが、烏龍茶・黒烏龍茶を比べると黒烏龍茶の方が値段が高いですよね。
値段だけで見ると、単純に値段の高い黒烏龍茶の方が効果がありそうなイメージを持つ方も多いかと思います。
しかし黒烏龍茶と烏龍茶との正確な定義や効果の違いはどうなっているのでしょうか?
今回は定義や違いについて掘り下げて正直にご紹介いたします。
烏龍茶と黒烏龍茶の効果はどう違うのか?定義や効能率にどのぐらい違いがあるのか?一緒に見ていきましょう!
ダイエット目的で烏龍茶・黒烏龍茶の購入を考えている方は参考にしてくださると嬉しいです。
黒烏龍茶の名称と定義について
実は“黒烏龍茶”とはサントリー社独自の商品名です!
なので“黒烏龍茶”という名称で販売されているのはサントリー社でしか販売されていません。
最初から、意外な事実ですね。。。
“黒い烏龍茶”は他メーカーからも販売されてますが“黒烏龍茶”というのはサントリー社のみです。
ですので、この記事ではサントリー社独自の“黒烏龍茶”の情報を元にご説明していきます。
烏龍茶と黒烏龍茶。
茶葉については同じものを使用しているそうです。
そのため製造方法によって違いが別れるわけですが、、、
まずはサントリー社の独自の製法で販売されていることから、最初の定義は「サントリー社であること」ということに等しいと言えるでしょう。
烏龍茶と黒烏龍茶の違いについて
烏龍茶も黒烏龍茶も茶葉は同じです。
烏龍茶と黒烏龍茶は製造過程と含んでいる成分量が違うのです。
烏龍茶は一手間で完成であることに対して黒烏龍茶は二手間かかります(そのため値段も高めです)。
詳しくご説明すると茶葉を淹れて出来上がった烏龍茶から、更に抽出した烏龍茶重合ポリフェノールを烏龍茶に配合したものが黒烏龍茶です。
烏龍茶と黒烏龍茶の違いの一つに色合いがありますが、黒烏龍茶が烏龍茶よりも黒いのは烏龍茶重合ポリフェノールが多く含まれているためです。
烏龍茶・黒烏龍茶の効果の違いについて
烏龍茶と黒烏龍茶にはポリフェノールが含まれている点では効果は同じです。
ポリフェノールには脂肪の吸収を抑える・けつえきをサラサラにして生活習慣病を防ぐ・細胞のアンチエイジングが代表的な効果として挙げられています。
では、効果について何が違うのかというと、烏龍茶に比べて黒烏龍茶の方が烏龍茶重合ポリフェノールの含有量が多く含まれている点です。
つまりより少ない量でポリフェノールを多く摂取できるということですね!
しかし!ここで一つ問題があります。実はポリフェノールは体への吸収率が低いんです!
そのため効果はありはしても、そこまで過度な期待は禁物ができないということです。
そう考えると、高い値段を払ってまで黒烏龍茶を選ぶべきかは少し判断に迷ってしまいますね。。
ポリフェノールやその他栄養について
ポリフェノールの1日の摂取量の上限は1500mgと言われています。
黒烏龍茶でも70mg(350mlあたり)ほどしか入っていないそうですので、摂取量がオーバーすることは少ないかと思われます。
多くとったとしても、習慣的に取りすぎていなければ急に影響の出る問題も無いようです。
ただポリフェノールが多く含まれているといわれている赤ワインやコーヒー、チョコレートなども一緒にとり、ポリフェノールの効果に頼りすぎてしまう習慣を作ってしまうと、体を壊す可能性がありますので気をつけましょう。
何事も取りすぎには気をつけましょう。
また烏龍茶・黒烏龍茶はカテキンも多く含有されています。
カテキンは摂り過ぎると胃腸に負担がかかってしまいますので、胃腸が弱い方はその点にも注意しましょう。
まとめ
烏龍茶・黒烏龍茶ともに体に嬉しい効果があると云われています。
ただポリフェノールは体に吸収されにくいことも近年判明してきているので、ポリフェノールに頼りすぎることなくバランスの良い食事・生活習慣を見直すことも大切です。
メリット・デメリットがある以上、あくまでも補助飲料として飲用することをオススメします。
また烏龍茶・黒烏龍茶の違いとしては、「サントリー社から出ていること」「ポリフェノールの量」とのことでした。
高い金額を払ってまで黒烏龍茶を選ぶかどうかは、個人の判断というところでしょうか。。。